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カラフルな色の力でライフスタイルに彩りを

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ショーウィンドウ

今、何色の服を着ていますか?
ショーウィンドウで気になったドレスは何色ですか?

私たちが毎日、何気なく目にする色は、波長が異なる「光」だと言われています。うす紅色の桜、新緑の木々、澄みわたる青空、真っ白な雪、その美しい自然界の気を宿した「色」は、目から脳に伝わり、想像以上に心や体に大きな影響を与えています。

アメリカで長く生活していると、性別、年齢を問わず、ファッションにさまざまな色をうまく取り入れた人たちの姿をよく目にします。いくつになっても自分の感性で色を着こなすその姿は、とても魅力的に映ります。

そんな姿を見るたび、自分のクローゼットが落ち着いた無難な色に支配されていることにハッと気づくのです。皆さんもお店で赤いドレスが気になっても、「派手過ぎるかな……」と、つい定番の色を選んでいることはありませんか。

クローゼット

定番の色が悪いわけではないのですが、たまには心惹かれた色を思い切って取り入れてみると、気持ちがパッと華やいでくるはずです。なかなかファッションでは冒険ができない場合、カラフルなキッチングッズ、インテリア小物などに好きな色を取り入れるだけでも十分に楽しめます。

また好きな色や気になる色は、現在の自分の心理状態を表したり、自分に足りない力を補ってくれる役目もしてくれます。自分が好む色はその色自体が自分自身を表しているのかもしれません。色の濃淡でも意味は変わってくると思いますが、代表的な色の特徴を下記にご紹介しますので、参考にしてくださいませ。

【赤】強いエネルギーを象徴する色「情熱・活気・興奮」
赤
◆アドレナリンが促進されるので、勝負の日に身に着けると良い。
◆交感神経を刺激し、体温と脈拍が上がり血行が促進されるので、冷え対策にも有効。
◆エネルギーが満ち溢れている時、またはエネルギーが欲しい時にも欲する色。



【青】冷静さや堅実な印象の色「信頼感・堅実・さわやか」
青
◆副交感神経を刺激し、癒しホルモンのセロトニンが分泌されるため、リラックス状態に導く。
◆心身を落ち着かせ、集中力がアップするため、的確に仕事をすすめたい時におすすめ。
◆食欲を衰退させるので、使い方しだいでダイエット効果もあり。



【黄】希望、喜び、楽しさを与える色「元気・明るさ・楽しさ」
黄
◆光を連想させ、やる気、上昇志向など前向きで期待感のあるイメージ。
◆左脳を刺激し、知性を高め、理解力、記憶力、判断力を高める。
◆気分が落ち込んだ時や人の注意を引きたい時に使用すると効果的





【緑】安らぎと落ち着きを与える色 「調和・安全・成長」
緑
◆波長が暖色と寒色のちょうど中間にあたるため、安心、安全、癒しを表す。
◆緑色は自然との結びつきが強く、心身のバランスを整え、リラックスさせる。
◆柔らかい表情を出したり、緊張をほぐしてくれる。




【オレンジ】陽気であたたかい色「波動、躍進、力強さ」
オレンジ◆オレンジのやさしい光は、不安やストレスで疲れた心にパワーを与えてくれる。
◆キッチンに取り入れると陽気で楽しい食卓が楽しめ、食事が美味しく感じる効果がある。
◆陽気で親しみやすい雰囲気を作ってくれる。




【ピンク】人を思いやる優しさを与えてくれる色「恋愛、幸せ、優しさ」
ピンク
◆女性ホルモンのバランスを整え、若々しさと女性らしさをアップ。
◆愛情を与えたい、人から愛されたいという、愛情の包容力が溢れている状態。
◆交感神経を刺激して脳に血液を送るという効果もあるので、疲労の緩和や痛みの軽減、老化予防にも役に立つ。




【紫】直観力を高め、感性を引き出す色「神秘、高貴、優雅」
紫
◆心や体のバランスを整え、筋肉の緊張の緩和、感情の乱れなど頭部に関係した症状に対して自己回復を促す。
◆芸術や神秘的なことに惹かれる、感受性が豊かな時に気になる色。
◆精神に作用し、深い瞑想に導き、潜在能力を引き出す。古代から宗教色として尊ばれた色。



【白】全ての光の色の波長を跳ね返す色「純粋・浄化・始まり」
白
◆どんな色にも染まることができ、どんな色にも偏っていない、純粋な色。
◆スタートを決意させる始まりの色、リセットして新たにやり直す再出発の色。
◆光の反射が高く邪気を払ってくれる。人間関係を円滑にし、その清潔感は人受けを良くする。



【黒】光を反射することなく全ての色を吸収し、遮断する色「強さ・高級感・重量感」
黒
◆ネガティブなイメージが強い黒ですが、負のエネルギーさえも包み込む強さを秘めた色。
◆周囲からの干渉を拒絶し、自分を守りたい時に好む傾向あり。
◆最も重みを感じる色なので、高級感がある。







上で紹介した色はほんのごく一部ですが、ストレスや不安をやわらげてくれたり、いざという時に力を発揮させてくれたり、色が私たちに与える不思議なパワーは想像以上のものです。

色は美容にも大きく影響します。自分の好きな心地良い色に囲まれて生活していると、自然と表情もいきいきとして、自分らしい「美」が表に出てくるはずです。

まずは先入観をすてて、さまざまな色を試してみようと思う心を持つことが一番大切なのかもしれませんね。ぜひ皆さんも心惹かれた色を手に取り、生活の中に取り入れてみることから始めてみませんか。

【参考サイト】
色彩心理学の癒し効果と資格 http://xsvx1023784.xsrv.jp/
色カラー 色彩を中心とした情報サイト http://iro-color.com/



色が表す、人の性格について

髪の毛の色で性格診断?」もぜひ併せてお読みください。


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松成 久恵  スキンケアコンサルタント

幼い頃から肌が弱く、大人になってからは敏感肌に悩まされてきました。そのため、お手入れの基本である基礎化粧品選びには特に気をつかっています。季節の変わり目やちょっとした環境の変化によって、肌に影響が出やすい自分の経験をもとに、少しでも多くの皆様にアドバイスができればと思っております。年齢を重ねるごとに目立ってくるシミやしわ、毛穴、大人ニキビのお悩みなど、 敏感肌の方でも安心してお手入れしていただけるようご案内いたします。


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